よくあるご質問

たまい小児科へ よくいただく質問をまとめました

アトピー性皮膚炎のはなし

アトピー性皮膚炎の治療についてお話します。

アトピー性皮膚炎の治療について教えてください。

掻痒感の低減:これが最も重要です。
スキンケア :これも基本的に重要です。保湿剤などを用いて皮膚のバリアー保護を目的に行います。
アレルギーの原因となる抗原(アレルゲン)の除去:乳幼児アトピー患児の約30%、2歳以上のアトピー患児の約20%が食物(卵、大豆、牛乳など)と関係があるといわれています。

また、ダニや埃を減らすことも大変重要です。

アトピー性皮膚炎では掻痒感の低減が重要です。

皮膚の掻痒感を少しでも減らすことが、アトピー性皮膚炎の治療では最も重要です。 そのために、抗アレルギー剤(かゆみ止め)の内服薬、保湿剤やステロイド剤などの外用薬の塗布、 お風呂などでのスキンケア、皮膚を冷やすこと、ひっかき傷を作らないように爪の手入れをする、 アレルゲン低減のための環境整備などが必要です。

アトピー性皮膚炎で使う塗り薬について教えてください。

アトピー性皮膚炎は、全身の皮膚に赤みとかゆみを伴う湿疹がありその症状がよかったり悪かったりしてなかなか治らない病気ですが、 その病態は皮膚の炎症と慢性的な皮膚自体の変化(ザラツキや皮膚の肥厚)で成り立っています。 皮膚の赤みはステロイド外用で比較的短期間に改善しますが、皮膚の慢性的な変化は、気長に外用を継続しないと改善しません。 赤みが引くとすぐに外用を中断する方がいますが中断するとまたすぐ再燃してしまいます。 医師の指示通り、頑張って塗り続けましょう。スキンケアも怠らずに継続して行いましょう。

ステロイドの塗り薬は怖いですか?

アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド外用薬は、基本的な治療薬のひとつです。 ステロイド外用薬には、mild(弱い)、strong(強い)、very strong(非常に強い)、strongest(最高に強い)と、4種類の強さがあります。 通常、小児では、副作用を抑えるために、mild、strongの軟膏を使用します。 当院でも、 strongまでを使用し、保湿剤などに混ぜて、ステロイドの濃度を 2倍~3倍に薄めた外用薬を処方しますので、安心してご使用ください。

アトピー性皮膚炎治療の内服薬について教えてください。

アトピー性皮膚炎は、掻痒感が強くて皮膚をかきむしることが悪化させる原因となります。 掻痒感を少しでも減らすことで、アトピー性皮膚炎は改善していきます。 抗アレルギー剤の内服は、アレルギー反応を止めるためというより、主として掻痒感を減らす目的で処方します。 頑張って続けましょう。 スキンケアも怠らずに行いましょう。

アトピー性皮膚炎には乾燥が悪いですか?

はい、皮膚の乾燥は増悪因子です。 アトピー性皮膚炎では、皮膚が乾燥すると、そのすき間からダニの死がいや 糞などのアレルゲンが進入してさらに皮膚の状態を悪化させます。 → だから、塗り薬やスキンケアが大切なんです。

アトピー性皮膚炎でのスキンケアについて教えてください。

皮膚のバリアーである皮脂膜を守り角質層の水分を保つためと、アレルギー性炎症を止めるために、必ず行う必要がある治療です。 スキンケアは、皮膚をこすらない・掻かないこと、皮膚の油分(皮脂)を落としすぎないことが主眼です。 お風呂では、タオルなどは使わず手で洗い、石けんの使用回数も減らしましょう。 また、痒みがひどいときには、皮膚を冷やすことも有効です。

アトピー性皮膚炎の治療としての食物除去の意義について教えてください。

アトピー性皮膚炎の治療は、皮膚のケアと掻痒感の除去が主軸です。 それでも皮膚所見に改善がなく悪化する場合にはアレルゲン(原因食材やダニ・埃などの環境抗原)を特定して除去することが必要になります。 内服薬での掻痒感の除去や外用薬の使用で皮膚所見が改善する場合には、食物除去療法は原則必要ありません。 安易な食物除去療法は、こども達の正常な発育発達を損なう可能性がありますから、やめましょう。 食物除去療法は、必ず医師の指示の下で行いましょう。

アトピービジネスに巻き込まれないように気をつけましょう!

アトピービジネスとは、「アトピー性皮膚炎に悩む方を対象に、医療外の行為によって治療に関与し、営利を追求する経済活動」のことで、ステロイド外用を含む標準的治療を極端に否定し、患者さんの不安につけ込んで、法外に高額な商品の購入を勧め、症状の改善よりも利益の追求のみを目的としています。 インターネットや口コミが入口になることが多いので、科学的に有効性や安全性が証明されていない医療外活動に巻き込まれないように、注意しましょう!!
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