たまい小児科からのお知らせ
たまい小児科から皆様へのお知らせ

インフルエンザワクチンの接種について
一昨年、昨年と、新型コロナウィルス流行の影響で、皆さんが感染防御に努力された結果、インフルエンザの流行がありませんでしたが、今年は夏になっても流行が続きました。
今年度も昨年度同様、インフルエンザの流行の長期化が予想されるため、インフルエンザワクチンの接種を強くお勧めしています。
今年の季節性インフルエンザワクチンには、昨年同様、Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型2種類(山形系統、ビクトリア系統)の計4種類のワクチンが含まれています。
季節性インフルエンザは、肺炎、熱性けいれん、中耳炎などをおこして入院される方が多く、なかには脳炎・脳症となり、不幸な結果になる方もいらっしゃいますが、それらはワクチン接種によって重症化しにくいことが証明されています。
季節性インフルエンザワクチンは、数多くあるワクチンの中でも、最も効果と安全性の高いワクチンのひとつです。抗体獲得には1ヶ月程度かかり、獲得した抗体は12ヶ月弱持続します。
特に、新型コロナウィルス感染症の重症化リスクがある基礎疾患(心臓病、気管支喘息、腎臓病など)のあるお子様は、必ず接種してください。
当院では、10月2日(月)から予約を開始、10月12日(木)から接種を開始します。
毎週月曜日・金曜日は16時~17時、毎週火曜日・木曜日は17時~18時に、インフルエンザ接種専用時間を設けて接種します。1日の接種人数には制限を設けています。
定期通院中の患者さんは、定期受診時の接種も可能ですが、事前予約をお願いします。
また、他のワクチンと同時に接種することも可能ですが、当院では新型コロナワクチンとの同時接種は行いません。
税込みの料金は、1回目4,600円、2回目4,100円で、すべて予約が必要です。
今年度も、大分市子育てクーポンが使用可能です。
当院では、下記の方針で接種します。
6ヶ月~小学生;2~4週間隔で2回。
中学生以上;1回。
当院は大分県より「診療・検査医療機関」の指定を受けています
当院は、大分県より、発熱のある患者様を診療する「診療・検査医療機関」の指定を受けています。
発熱、風邪症状のある患者様の当院での診察方法についてお知らせします。
まず、来院に際しては、3歳以上の患者様とつき添いの方は、マスクの着用をお願いします。
1.診察について
当院では、発熱、風邪症状のある患者様は、電話予約時に症状をお聞きして、新型コロナウィルス感染症が疑われる場合は車中で診察、検査を行います。
新型コロナウィルス感染症以外で発熱、風邪症状のある患者様の診察は、動線を別にして隔離室で診察を行うこととしています。
来院されましたら、患者様と付き添いの方は車内で待ちいただき、まず当院受付にお電話ください。
隔離室は2室ありますので、空いた順にご案内します。それまで、車内でお待ちください。
2.感染予防・防護について
PCR検査や抗原迅速検査の採取といったエアロゾルを伴う処置は院外駐車場の車内で行います。
発熱、風邪症状のある患者様は、感染症以外の患者様との接触を避けるため、動線を別にして隔離室に入室していただいて診察します。
院内に入室される患者様と付き添いの方は、マスクの着用と手指の消毒をお願います。
また、感染防護のため、当院職員はマスク、手袋、フェースシールド、ガウン着用で勤務しています。
ご了承ください。
当院での食物経口負荷試験について
アナフィラキシーの既往がある食物アレルギーの患者さんは、治療としてアレルゲン(アレルギーの原因となっている食品)の除去を行う必要があります。
食品が本当にアレルゲンになっているかどうかは、一般的には病歴と血液検査などの結果から診断しますが、血液検査だけでは正確な診断ができないことがあります。この場合、食物経口負荷試験(アレルゲンであると考えられる食品を実際に食べてみて症状が出現するかどうかの確認)を行い、最終的に食物アレルギーか否かを診断する場合もあります。
また、食物除去を解除する際にも食物経口負荷試験を行ってアレルギー症状が出ないことを確認し、その食品を安全に食べられることを証明する必要があります。
食物経口負荷試験で、食品を食べた後に即時型アレルギー反応(じんま疹、嘔吐、腹痛、咳込み、アナフィラキシー・ショック)などが起きる可能性もありますので、負荷食物は慎重に選択し、少量ずつ時間をかけて食べさせ、経過を慎重に観察します。
また、症状が出現した場合に備えて輸液ルートを確保するなど充分な対策・準備を行った上で、保護者の方にも一緒に観察していただきながら慎重に行っています。
なお、食物経口負荷試験は、当院院内にて、毎週火曜日・木曜日の午前中から午後にかけて予約制で行っています。新型コロナウィルス感染症やインフルエンザが流行期しますと、院内スペースが確保困難となるため実施できませんのでご了承ください。
予約は、1ヶ月待ちになっています。
事前に採血検査をする場合もありますので、ご希望の方は早めにご連絡ください。
これまで他の医療機関で診断管理されていた患者様については、安全に食物経口負荷試験を行うため、これまでかかられていた医療機関からの診療情報をご提供いただくようにお願いいたします。
大人も風疹ワクチンを接種しましょう!
2013年春先から、風疹(三日はしか)が流行し、2014年2月までに全国で47人の先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれました。 また、2018年春先から成人男性を中心に大きな流行となっており、2020年オリンピックイヤーに向けて大流行が心配されています。
風疹は発熱と発疹を伴う軽い病気と思われがちですが、妊娠初期・中期の妊婦さんが感染すると胎児に先天性風疹症候群(白内障、感音性難聴、先天性心臓病)という先天的な異常がおこる怖い病気 です。風疹は特効薬がなく、予防手段はワクチン接種しかありません。
地方自治体のなかには、これから妊娠を希望している女性、現在妊娠中の女性の夫に抗体検査費用やワクチン接種費用を補助する自治体も出てきています。
子どもの頃に風疹ワクチンを受ける制度がなかった40歳代以上の男性や、ワクチンの接種率が低かった30歳代の男性、これから妊娠を希望している女性とその夫の男性は、是非ワクチンを接種して欲 しいと思います。
当院では、風疹単独ワクチンが入手しづらい状況から、風疹ワクチン接種をご希望の方には、潤沢に入手できる麻疹・風疹混合ワクチン(MRワクチン)の接種をお勧めしています。
ワクチン接種は自費なので経済的負担になりますが、風疹の予防はワクチン接種しかありません。 お母さんになろうとする女性はもちろん30歳以上の 男性にも、是非、接種して欲しいと思います。
駐車場についてのお願いと敷地内禁煙のお願い
当院の駐車場は、当院前の敷地です。 お父さん、お母さん、事故を予防するために、 駐車場では、お子様の手をしっかり握っておいてください。
駐車場内での接触事故も発生しておりますので、 譲り合いの精神で、安全運転を心掛けていただきますよう、 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
尚、当院敷地内では全面禁煙です。ご協力をお願いします。
当院は医療情報・システム基盤整備体制充実加算の算定医療機関です
マイナンバーカードの保険証利用 及び医療情報・システム基盤整備体制充実加算 についてお知らせします。
マイナンバーカードはオンライン資格確認において健康保険証として利用できます。
当院では、マイナンバーカードの保険証利用等を通じて、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いします。
★ 当院は医療情報・システム基盤整備体制充実加算の算定医療機関です。
以下のとおり、月1回に限り加算を算定いたします。
初診時
加算1 6点
加算2 2点(マイナ保険証を利用した場合)
当院における個人情報保護について
当院では患者さんの個人情報を下記の目的に利用し、その取り扱いには細心の注意を払っています。
- 患者さんへの医療提供
- 診療費請求のための事務
- 院内での管理運営業務
- 学校、企業、自治体などの健康診査における結果通知
- 保険・医療に関する専門の団体、保険会社、国・地方自治体、保健所等への相談、届出
- 医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
- 院内で行われる医療実習や症例研究
- 外部監査機関への情報提供